大会会長 坂本智哉
栃木市は、神明宮神社社殿の10本の千木から、『十の千木』とちぎと名付けられたと言われている栃木県名発祥の地です。栃木市は栃木県南地域に位置し、平成の大合併で1市5町が合併し人口約16万人となり県内3番目の市となりました。江戸時代から日光例幣使街道の宿場町として栄え、市の中心を流れる巴波川を利用し、江戸との舟運で商人の町として発展を遂げました。今でも江戸の風情を色濃く残した歴史的な街並みが残っており、その面影から、「小江戸蔵の街とちぎ」の愛称で親しまれています。2年に1度開催される栃木市最大のお祭り「とちぎ秋まつり」では、豪商の旦那衆たちの心意気で作り上げた、絢爛豪華な人形山車が蔵の街を練り歩き、小江戸の粋がよみがえります。
また、市南部ではラムサール条約にも登録された、渡良瀬遊水地谷中湖があり、一年を通して熱気球でフライトすることができることから、国内屈指のスカイスポーツのメッカとなっています。熱気球の日本トッププロが参加するグランプリシリーズ開催や、スカイダイビングや、ヨット、ウィンドサーフィンなど、日本とは思えないような壮大な景色、体験を楽しむことができます。こうした歴史資産・観光資源を活かし、年間約200万人の観光客が訪れています。
東京から、鉄道や高速道路で約1時間とアクセスも良く、高速道路では市内を東北自動車道と北関東自動車道が交差し、都心からもアクセスしやすい環境が整っています。
一次産業では、米、イチゴ、ぶどうをはじめとする多彩な農産物を生産する県内有数の農業地帯でもあり、特にいちごの生産量では、53年連続日本一「いちご王国・栃木」の栃木県ブランド価値向上を図るため、栃木市にある日本で唯一のいちご専門研究機関「栃木県いちご研究所」では、数多くの美味しいブランドいちごを生み出しています。
世界的パンデミックの中で行われる蔵の街とちぎ大会は、スローガンを「Passion Action Innovation ~YEGいかせていただきます~」とさせていただきました。停滞する世界経済の中でも、変化に対応できるYEGのRaison d‘être(存在意義)を、今こそ発信したいと考えました。栃木市を代表する文豪山本有三の「路傍の石」の中に「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、うまれてきたかいがないじゃないか。」という一節があります。タイムリミットのあるYEG活動だからこそ、1度しかない出会いを、1度しかない経験を、1度しかない感動を大切に、熱い情熱を持って革新的なビジネスの創造を栃木の地から発信する大会を目指していきます。
お知らせ 2022/08/29 日本商工会議所青年部 第42回関東ブロック大会 蔵の街とちぎ大会 ホームページがオープンしました。
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